塾なし自宅学習中心だった長男が
中3受験生の11月に
難関トップ高校を目指して
主にやったこと、やればよかったことについてです。
数学・数学・数学
この時期も、時間があれば、
数学をどんどん進めることを中心にしました。
中三の範囲では
2次関数を終えてから、円と三平方をやって基本的な教科書の範囲は
終了となります。
教科書の基本的な定理はもう理解していたので、
中学数学発展篇 入試実践 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
を中心に進めました。
中学数学発展篇 入試実践 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ) は
実際の入試問題を解くのに役立つ問題が
基本的なものから載っています。
ここでわからないものがあれば、そこを重点的に学ぶというやり方です。
(量が少ないので集中してやれればすぐに終わると思いますが、
チョコチョコとやるので結構かかりました)。
この本の特長として
「高校入試で差がつく4割に焦点を絞る」とあります。
なぜ「差」がつくのかといえば、教科書に単元として扱われていないからです。
別々に習う単元の組み合わせや・・・(中略)などの問題が
「教科書の範囲内」として出題されます。
これらの問題は独自に訓練をしておかないと解けません。
とありますが、
公立入試で差がつくのはもちろん、
偏差値60辺りの私立高校の問題も
ほとんどがこの4割のような問題が多いように感じました。
参加した夏期講習や冬期講習のテキストも
ほとんど同じところに重点をおいています。
ただ、やはり偏差値70を超えてくると
この辺りの問題は入試ではほとんどの子が解けるものだと思いますし、
難関私立対策としては不足します。
難関私立対策として取り組んだのはコチラですが、
こちらはまだ11月はあまり取り組めていませんでした。
昨日、長男に
11月ごろって、もっとあれをやっておけば良かったってことある?
と聞くと、
「高数」(高校への数学)
と即答していました(やっぱり・・・)。
できれば、早いうちに難関私立向けの難問もどんどん解いていくのが理想的ではあります。
ただ、高校への数学 [雑誌] は4月号から3月号までが一連の流れになっているので
購読していない人にはやりにくい感があるかも知れませんので、
市販の問題集の中では
塾で教える高校入試 数学 塾技100 (シグマベスト) が、コンパクトにまとまっていて、難関私立の対策に必要な
基礎的なことが網羅されていると思います。
(追記)
アマゾンのレビューに
で、最難関用の補充問題がアップされているとありました。
このリンク先ページの一番下にあります。
問題もかなり充実していてpdfファイルとなっていて素晴らしい。
(購入していない人も使えますね(^_^;))
(追記2)
2016年に新装版が出たようですが、内容は旧版と同じようです。
私が持っているのは旧版です。
↓これは新版です↓ 雰囲気が結構変わりましたね。
数学以外の教科
学校の授業と並行して、
家にある問題集を淡々と取り組んでいました。
理科は、少し学校より先の部分をやっていましたが、
社会は、だいたい学校と同じペースでした。
公民は年内に先に終わらせたいとは思っていましたが
なかなか手が回らず。
とりあえず、既習分野を確実に覚えるようにしていたようです。
理社はまだインプット重視で、
十分受験に間に合う教科だと思います。
問題集は、もうこれだけで十分でした。
英語と国語は、
時間がある時に問題を解く程度でした。
この時期、この2教科については、理社と違って
問題演習をどんどんする方が良いと思います。
過去問も時間を測って解くのによい時期です。
この時期辛い定期テスト対策
11月には期末テストもあります。
これが実技教科の勉強もあってかなりの負担となります。
受験に向けた予習などが全くできない期間が10日ほどできてしまいます。
月の3分の1がテスト対策になってしまいました。
本人は、内申が関係ない私立トップ高校を第一志望にしようかと迷いがありながらも、
今までずっと頑張ってきた内申やテストでも悪い点を取りたくないという
気持ちがあったようです。
公立高校志望の方はもちろん、
私立でも内申が影響するところを志望する人は
やっぱりテストは手を抜けません。
これがもどかしいところなのでした。
皆さんの高校受験情報が色々あります。