長男の中学では、わりと学校の先生が
塾の批判をすることが多かったそうです。
どんな内容かと言えば、授業中
「みんなほとんどの子が塾に行ってるけど、
ハッキリ言ってお金の無駄だよね。
授業ちゃんと聞いてれば十分なのに。」
とか
「塾の進路指導なんて安易に信頼するものじゃない。
あれは、自分の塾の実績を作るために
あえて実力以上のところを
受けさせようとするから。」
という内容が多かったとのことです。
親を集めた進路指導の時でさえ
塾を信頼するなとは言っていました。
そういった話になると
「塾に行ってない子いるの?手を挙げて」
となり、たいてい長男とあと2人位の子しかいないという。
はぁ・・・・。
「授業聞いてれば十分」って何に対して十分なんでしょうね。
長男は塾なしという方針で来たけれど、
別に学校をあてにしたわけじゃないですし、
どちらかといえば、学校はもちろんのこと、
部活の後に通えるであろう近所の塾も
頼りにならなさそう?だったので、
家で勉強をしているということはありました。
昨日も書きましたが、
数学は学校の授業じゃまず間に合わないと思います。
2月に難関私立を受けるとき、三平方習ったばかりで
複雑な融合問題をサッと解ける子はほとんどいないんじゃないでしょうか?
特に、長男の受けた難関私立校は図形の問題がどどどーんと
たくさん出てくる傾向がありました。
こんなことは仕方ないのでしょうが、
図形の単元を習うとき、中2なら平行四辺形と三角形がメインだと思うのですが
その時になんで三平方もやっとかないのかなぁ?と思います。
中3でルートの計算を習うことになっているからなのでしょうか?
でも数学って公立にいっていたとしても
好きで勉強していたら、中2あたりなら
ルートや三平方や円なんて、必須知識として
自分で吸収していっちゃうんじゃないかな?と思います。
そういった数学好きな子たちをどんどん引っ張っていけるような
ところが、公立生にももっとあると良いのにと思います。
学校の先生は
「塾は実績を作りたいだけで
実力以上の高校を受けさせようとする」
と言っていましたが、
一部にはそういうところもあるのかもしれません。
でも、長男の受験当日、
長男が最後に少し通った大手塾の先生たちや、スタッフの人たち、
他の塾からも沢山の人が高校の前に来ていて
寒い中朝早くから、受験生を励ましていました。
本人もマスクやお菓子をもらって
おしゃべりを楽しんだ?そう。
よく見かける光景ですけど、
本当にありがたいと思います。
「塾なし」のブログですけど
塾って学校の先生が言うようなそんな
悪いもんじゃないですよね。
長男なんて、最後に少し通った塾の授業が
面白くて、学校と入れ替わってほしい!と
いつも言っていたくらいです。
皆さんのそれぞれの受験情報が載ってます