塾なし 高校受験 中3の勉強法 まとめ

家庭学習をメインとした高校受験のための勉強法をまとめています。

今回は主に中3になってからの勉強法をまとめてみました。

公立を受験するために内申点が必要であるという前提で書いています

中1から中2までの勉強法については下の記事で書いています。

塾なし高校受験 中1から中2までの勉強法 まとめ
家庭学習を中心に志望校合格を目指した長男の中学3年間、時期ごとの勉強法をまとめてみました。 実際に取り組んだこと(取り組めたこと)と合わせ...

中3になってからの勉強法

塾なしは外部模試をペースメーカーに勉強を

中学3年生になると、高校受験に向けて外部模試を受験する機会が増えると思います。

塾に行っていれば、塾のカリキュラムの中に模試も含まれているでしょうが、
塾なしの場合は、受験する模試を自分で決めて申し込む必要があります。

長男は、公立対策用の模試を2か月に1回程度、
あとは難関高校受験対策用の模試を夏休み以降3回ほど受験
しました。

 

模試の予定は、年度の始めには範囲とともに全てわかるので、
学校の勉強の進度とは関係なく
受験する模試の範囲については受験日までには学習済みであることを
心掛けました。

 

こうすることで、通っている中学が進度が遅れがちでも
最低限、一般的な受験生のペースには合わせられます。

 

模試にも種類があり、
公立対策か私立対策、または難易度などによって内容や
受験者数、層が異なってきます。

 

今はだいたいネットで情報が手に入ると思いますが、
塾に通っていないと、申し込み方法や受験方法など
ひと手間かかりますので、早めに調べて予定しておくのが良いと思います。

 

難易度についてわからなければ
直接主催者に尋ねるのが一番です。

模試を受験することで
今まで学校のテストだけでは見えてこなかったことが色々とわかってきます。

模試の結果は良く分析して
弱点を捉える
ようにしました。

特に多くの受験生ができているのに間違えたようなところは要注意です。

 

 

 

以下、時期ごとの勉強法をまとめました。

 

中3の1学期まで

内申確保(アップ)に重点を!

中3の1学期は、まだまだ部活動でも忙しく、なかなか受験勉強に専念できません。

余裕がある場合を除いて、あくまでも主は学校のテスト対策で十分だと思います。

まだまだ新しく習う重要分野も多く
学校のテスト対策に重点を置くこと=内申点確保またはアップにつながります。

 

1学期のうちは、テスト期間が部活が休みになり唯一ゆっくり勉強できる期間です。

 

長男もテスト範囲についてはここでしっかり理解して
受験にも使える知識・理解として定着するつもりで勉強していきました。

 

ただ、数学については少しずつ先取り学習を進めていきました。

やはり難関私立を受験するとなると、最低限数学については、先取りしておかないと、到底間に合わなくなります。

 

他の科目についても先ほど書いたように
模試の範囲には遅れないように心掛けましたが、
テスト時期と重なるとどうしても時間がなく、
全く未習で受けてしまうこともまだありました。

 

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中3の夏休み~2学期

夏休みからは受験勉強中心に勉強方法をシフト

部活を引退した後は、(まだ引退できない場合もあるでしょうが(;_;))
勉強も学校中心から、受験を意識した内容に徐々にシフトチェンジしました。

 

具体的には
この頃からは、もうあまり学校の進度を気にせず、
受験用の問題集(最高水準問題集など)に取り組みました。

 

使用した問題集はこちらに詳しく使用法とともに書いています。

 

 

長男の場合は、ここから大手進学塾の講習生となり
夏期講習、冬期講習と受講しています。

 

この時期以降、勉強の進度予定は模試の範囲を基準に考えましたが、

遅くとも冬休みまでには、数学や理科でも未習分野がないようにということは
心掛けました

 

私立の過去問にはできるだけ早く取り組みたい

ただ公立志望だと、学校のテストの手を抜けず、
期末テストなどはかなり実技教科の対策に時間を取られて苦労しました。

 

その間は、せっかく?順調に進んでいた勉強も
全てストップしてしまうのが悩みでもありました。

 

難関私立受験に向けて11月ごろから過去問に部分的にでも取り掛かるつもりでしたが、
テストなどで実際はなかなか進みませんでした。

私立の過去問は冬休み近くなってやっと本格的に取り組めるようになりましたが、
結果的にはそれでは少し遅い気がしますし、かなり苦労しました。

 

私立の過去問はできれば夏休みから少しずつ取り組めば良かったと痛感しています。

 

 

 

中3冬休み~直前対策

冬休み

冬休みはできれば、中3の学習範囲までは全て終わらせて、
総復習と私立向けの応用問題にどんどん取り組みたい時期です。

長男は理数は一応中3分野までは一通り学習していましたが、社会の公民がちょっと遅れていたようです。

社会は実力メキメキ合格ノートが本当にイチオシでおすすめです。

この時期もこのテキストで地理・歴史・公民と網羅性を確保しました。

テスト対策から私立入試まで結局これだけで済ませています

 

 

私立入試直前期

私立入試直前期は、
受験前日にどうしたいか(どのレベルにいて、前日は何をするか)を考えてから
短いタームで計画を立てました。

この時期は、いちばん辛く、難関対策が
やってもやっても終わらない気がしてきました。

 

私立直前期の学習法はこちらに書いたのが全てです。

私立高校入試直前2週間前に取り組んだこと
あっという間に連休も終わってしまいましたね。 前回書ききれなかった私立入試直前期に取り組んだことについてです。

 

冬休みにやっと私立対策の勉強が進んだ気がしましたが、
また年が明けて学校が始まると、最後の9教科の学年末テストがあり、
私立入試直前でもテストで10日ほどは取られてしまいます。

公立と私立を併願する辛さはここにあります。

やはり私立対策は早め早めにやっておくのに越したことはないというのが
苦労した体験から一番言えることです・・・。

 

公立入試直前期

一方、私立入試終了後の公立の直前期は、
問題のレベルも私立と違い、基本的なものが主流ですので
まさに今まで学校で習ったことの総復習になります。

毎日問題演習をしました。

過去問中心の問題演習と1年間に受けた模試で間違えたところを中心に
毎日アウトプット中心に取り組み、どんな小さなミスでも
ミスノートに記録し、原因を分析して、ミスを繰り返さないことを心掛けました。

 

この頃は、もうインプットすることはあまりないので、
アウトプットに重点を置き、いかに本番で結果を出すか
ということを意識して取り組んでいました。

 

難関公立受験では基本的な問題で満点近いところでの1点の争いになるので、
問題の形式や解答方法に慣れておくのが大切です。

 

意外に同じような単純なミスをすることも多かったりするので、
一度、自分のミスを分析することでまだまだ受験本番で伸びる余地があるかも知れません。

受験当日に持っていく1冊のノート
前回、公立高校受験直前期の勉強法について書きましたが、その補足・追加としてお読みいただけると幸いです。

難関私立と公立の併願の意外な利点?

最後に、長男のように、難関私立と公立を併願していると、
一番難しい試験である私立入試が先にあり、その約1か月後に基本問題中心の公立入試となります。

 

1年間を振り返ると、学年末テスト終了後、私立入試対策で毎日難問に取り組んだ
一番つらかった2週間で一番学力が伸びた
ように思います。

私立を滑り止めだけでなく、難関にも挑戦したことで
のちの公立がかなり楽に受験できるという意外な利点があるのですね。

良く言われることですが中学生や高校生は受験期は最後の最後まで学力(アウトプット力も含め)が伸びていきます!
つらいトンネルの時期は誰にでもあるかと思いますが、そこを越えるとまた違う景色が見えてきます!

最後まであきらめないでベストを尽くしてください!!

 

 

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