私立高校の入学手続きをとりあえず保留とし、
公立高校も受験することにした長男。
ほんの一時ののんびりムードもあっという間に終了し、元の受験生生活に戻りました。
私立入試後、気持ちを切り替えて、あと1ヶ月切っていた公立入試本番まで実践した勉強について書こうと思います。
公立高校受験 直前期の勉強法
残すは公立高校受験のみとなったこの時期、まず、やるべきことを以下のようにリストアップしました。
- 過去問5年分を2周する
- 1年間に受けた模試の間違えた箇所を全て解きなおし
- そのうえで余裕があれば、他の都道府県の過去問を解く
過去問はできるだけ2日以内で1年分5教科を全部解いて、総合得点を出すようにしました。
もちろん間違えた箇所は、しっかりミスの内容を確認して原因別にだいたい次のように分類してとらえます。
- 問題の読み違えなど勘違いミス
- 計算ミスなどのケアレスミス
- 時間切れ
- そもそも知識理解不足
もうこの段階で4 知識理解不足ってあんまりないでしょう?と思いますが(思いたいですよね(^_^;))
まだたまに出てきます。
というか、これは私が見ていた数学に限っての話ですが、
私立対策であまりに難しい凝った問題をやりすぎて、意外にシンプルな問題に引っかかることがあったり、基本事項で忘れていることがあったりもします。
そういうときには、
基本中の基本に戻ります。
テキストは 未来を切り開くシリーズ がピッタリです。
公立の直前期にはこのテキストに戻って、解説を読んで
「あぁ、そうだったそうだった。」と思い出すことが多かったようです。
一緒に間違えたところの関連問題を解いてバッチリにしたいところです。
数学については未来を切り開くシリーズの中でも
中学数学発展篇 入試実践 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ) これが公立入試対策として直前まで使えて助けられるテキストでした。
使っていた問題集は
こちらに詳しく書いています。
もちろん、未来を切り開くシリーズを利用していない場合は、今までいつも使っていた自分の使いやすいテキストや参考書、教科書などで直前期は復習するのが一番良いと思います。
超直前期、新しいものに手を出すのはおすすめできません。
過去問の点数を表にして書き込む
過去問の点数は、科目ごとにやった日付と点数を書き込み、
間違えた内容をメモして、いつも見える場所に貼っていました。
こうすることで、5,6年分を1周した後は、間違えが多いところから
もう一度やり直すことができます。
試験前日なども、確認すべきところがパッとわかって良いと思います。
過去問を2周以上するといっても、2周目になると答えを覚えてしまっていてあんまり意味がなくなってしまうことも多いですよね。
その場合は、間違えたところが2回目でできればOKで良いと思います。
実際、長男も過去問は2周はしていません。
1周+ミスしたところの確認になっていたようです。
公立入試の過去問については5教科総合で9割超えていればまぁOKと、ざっくり捉えていましたが、
やっぱり年度の難易度に変化に応じた形で得点も上下していました。
何度か書いてきましたが、受験は相対的順位で合否が決まります。
過去問を解いていて、思いのほか点数が取れなくて不安になった時は、もしかすると その年の問題が難しく、平均点が低い年かも知れません。
問題の冊子に平均点が書いてある場合もありますし、ネットなど(必ずその都道府県のもので確認するようにしてください)に公表されている場合もあります。
もしわからなければ、ここ数年の問題がいつ難しくていつ簡単だったのか、
学校の先生に聞けば教えてくれると思います。
一年分の模試の確認
後はこの1年間で受けた模試を全て引っ張り出してきて
間違えた箇所をもう一度解きなおしてみました。
1学期に間違えたところなんて、何でこんなの間違えたんだろう?と自分の成長が確認できることも多いのではないでしょうか。
特に公立高校受験者用の模試で出題された内容は
ほとんどの受験生が確認済みとなるので漏れがないようにチェックする必要があります。
講習で通った塾のテストゼミなどもすべて一通り確認するようにしました。
余裕があれば、他都道府県の過去問を
以上のような総まとめの勉強をして、自分の受験する都道府県の過去問はやりつくし・・・まだ問題が解き足りないという場合は他の都道府県の問題を解くのがおすすめです。
かといって、よほど時間が有り余っている限り新しい問題集をわざわざ買う必要はないと思います。
ネットでも問題と解答が多く公開されているのでプリントアウトして利用してみるのも良いと思います。
ただ、わからないところがあってもサイトにはあまり解説がないのが難ですがこの時期は学校でも自習が多いかと思います。
学校の先生も公立の問題なら、パパッと教えてくれて頼りになると思います!
都道府県の公式サイトから問題と解答がpdfでダウンロードできるものとして、
平成28年度広島県公立高等学校選抜(II)等一般学力検査用紙 – 広島県ホームページ
などがありました。
長男の時は、サイトが見やすい秋田県の数学だけやろうとして、印刷しましたが、ほんの2問くらいしかやる余裕がありませんでした(^-^;
もう少し書きたいことがあるので、次回に続かせてくださいm(__)m
皆さんの高校受験体験記で盛り上がっています!