実際、入学前にママ友たちと会うと、
「塾どこがいいと思う?」とよく聞かれたものですが、
うちは、まだ通うつもりないよーというと
「そうなの?そんなのんきにしてて大丈夫?
昔とは違うんだよ!!」とよく言われました(^_^;)
確かに昔とは違うかもしれないけど、
長男の場合、学校で習っていることも、ゆとり教育からなのか、
私のころより圧倒的に少なく感じました。
一応脱ゆとりとかで補助教材色々もらっていましたよ。
ゆとり教育って?国語の文法問題を例に挙げると
実際、長男は中学に入って初めて、国語の文法(主語述語の関係とか副詞、形容詞などの品詞)を習ったようなのですが、
私は忘れもしません、小学5,6年生の時に授業でその基礎を叩き込まれた思い出が強烈にあるんです。
動詞は「動き言葉」とかに言い換えて、文の成り立ちや構成を理解する基礎を
その時しっかり教えられたのをまだ覚えてます。
なんで覚えてるかというと、なかなか難しくて、でもとても興味深い内容で、
クラスのみんなも「わかんないー」ということで、
沢山時間をとってくれたから印象に残ってると思うんですよね。
で、長男もそういったものが苦手で「わからないー」というんですけど、
いっつも「それ、小学校でやってないの?」という会話になってしまうんです。
中学では学校の副教材に文法が出てきて、授業ではさらっとやっただけで
「はい、ワークやっといてねー」となったようで(本来は小学校で習っている範囲だったのかもしれませんが)
根本的に理解してないから、ワークをやるのもわからない、面白くないと。
でも、昔の小学生がわかってたんだから、中学生ともなればきちんと話せば理解できるんですよね。
それに、その日本語の感覚って
英語の文型(SVOとかSVOC)とかを学ぶ時にも非常に重要になってくると思うんです。
逆にそれがわかってないと、英語の文型も理解しづらいのでは?と思うのです。
あーこれがゆとりの弊害なのかなぁ
と思えば、
受験問題自体はどんどん難化していませんか?(特に私立)。
これって、いったいどういうことなんでしょう。
難関校を目指す子たちが
ゆとりで学校で習うことが少ないから、その分ガンガン塾などで勉強時間を増やさなければならないなんて。
ゆとりっていうなら
本当は物事をじっくり考えたり
そういうことをしてほしいって思うのですが。。。。
まぁ、そういうこともひっくるめて
確かに昔とは違うけど、だからといって塾に行かなくちゃとは
思えなかったんです。
皆さんの高校受験体験記が読めます。