夏休みといえば
私が子どもの頃も必ず国語の宿題として出されたのが
読書感想文。
作文なら書くのは好きでしたが
どうも感想文って書きにくい…
そんな風に感じて、苦手意識がありましたが
そういった人も少なくないのではないでしょうか。
感想文を自分で書かなくなってから
何十年?も経ってから、
我が子が小学生となり、
また、読む本やアイディアなど
毎年一緒に考えたものです。
3年生位の頃か?
生まれて初めての感想文なんて
本人もとっても書きにくそうで、
苦労していたことが
思い出されます。
目からウロコの読書感想文の書き方
長男が小学生高学年の頃だと思いますが
たまたま本屋で見つけた本。
これが感想文を書くのにとても役に立ったのです。
本自体は
ビジネス文書のコツから、大学生の論文やエッセイ、
大学受験の小論文など様々な分野について述べられていますが、
読書感想文について具体的に書かれている箇所があるんです。
それが
ページ数にしたらたったの
15ページほどなんですが(今数えてみました)
なんか目からウロコで、
長男にも話して聞かせたら自分で読んだ方が早いって
読んでました。
- タイトルは「○○を読んで」は絶対ダメ
- 上から目線で生意気に書く
- 主役は本ではなく書き手自身
それまでは感想文っていうものは
本があって、その上で、それについて
自分の意見や感じた事を書くものだと
漠然と感じていたのですが、
違ったんですね。
この本を読めば、感想文を書くのが
もっともっと楽になると思います。
自分で本を読んだら、
そこからインスパイアされたテーマを立てて、
それについて自由に書いていくのが読書感想文、すなわち読書エッセイなのである。
そのエッセイに、読んだ本を絡めていけば良いというものだということなのです。
例として、
写実主義じゃない画家(マネやゴーギャン、ゴッホ)などの作風が挙げられています。
彼らも、実際に何かをみてそこから得たインスピレーションを
絵画という形で自由に表現している、
それと一緒なのだと。
私の拙い文章力ではなかなか上手く伝わらないと思うので、
もし興味を持たれたら
是非一度、そこだけでも読んでみて欲しいと思います。
(齋藤孝さんの本なので大抵の図書館にもあると思います(^^))
感想文、少しは書きやすくなると思います。
齋藤孝さんの作文の通信教育なんてのも人気なんですね。
小学生向けのようですが・・・。
特に、2020年度からの大学入試改革で作文が採用されるとの話から、作文指導に重点をおいたものが増えてきていますね。
参考リンクです→齋藤孝先生監修 国語・作文なら「ブンブンどりむ」
夏休み おすすめ作文・感想文コンコール
あまり肩ひじ張らずに中学生が応募できそうなものを選んでみました。
毎年開催されているものばかりです。
ご参考までに!
第66回 全国小・中学校作文コンコール
- 対象
- テーマ
- 枚数など
- 締め切り
小中学生
普段の生活や学校で感じた事、体験した事、創作物、読書感想文など自由
一切制限なし
2016年9月14日(必着)
第54回 中学生作文コンクール
- 対象
- テーマ
- 枚数など
- 締め切り
中学生
私たちの暮らしと生命保険
400字詰め原稿用紙 3~4枚以内
2016年9月9日(消印有効)
第5回 私のおすすめブックコンテスト
- 対象
- テーマ
- 枚数など
- 締め切り
小・中・高校生
指定された本を読んで、感動したことやイイと思ったところをまとめ、 その本を多くの人にすすめる「おすすめ文」を書く
200字から800字(HPのフォームから投稿も可)
2016年9月8日(必着)
- url
第49回 「お金の作文」コンクール
- 対象
- テーマ
- 枚数など
- 締め切り
中学生
お金に関することならどのようなものでも自由
1600字から2000字(パソコン原稿も可)
2016年9月20日(消印有効)
平成28年 宇宙の日 作文コンテスト
- 対象
- テーマ
- 枚数など
- 締め切り
小・中学生
「宇宙とわたし」
400字詰め原稿用紙2枚~5枚
2016年7月31日(必着)
- url
こちらには受験情報が色々載っています