2学期が始まるとすぐに
実力テストがあるという学校も多いのではないでしょうか。
この実力テスト、
学校や時期によって、
夏休みの課題を中心に先生が作成したテストの時もあれば、
外部の業者から購入した
いわゆる業者テストが実施される場合もあります。
実力テストという名の2種類のテスト
長男の通っていた中学では
中2までは業者テストはほとんど実施されず、
夏休み明けの実力テストも
課題を中心に各教科の先生が作成したテストでした。
ですので
実力テストとは言っても、
夏休みの宿題をしっかりやっていれば
点数に結び付くので
ほとんどの子が
定期テストと同じ感覚で取り組んでいるようでした。
一方、中3になってからは
学期ごとに業者テストが実力テストとして
実施されていました。
せっかくの業者テストなのですが、模試とは異なり、
成績表まですべて業者がコンピューター集計するにもかかわらず、
順位などは学校内のものしかでないことが
かなり残念でした。
どうせ、同じ業者テストを使っているのだったら
受験者全体の結果一覧だけでも出してくれれば
もっと受験校決定にも有用なものになると思うのですが。
(この辺は先生達にはデータがいっているのかも知れませんが)
実力テストと内申点の関係は?
公立トップ高校を志望していた長男は内申点が必須でしたので
学校のテストはどのテストも手を抜かず
取り組んでいました。
定期テストだと
本当に細かい所まで出されるので
範囲をみっちりやりこむ必要がありますが、
業者テストの場合は範囲もあってないようなものなので
特別な勉強をする必要がない点が気が楽だと言っていました。
結果自体は
定期テストも業者テストも
学校内の相対的な順位としては特に変わらないのですが、
業者テストの方が
問題自体は平易なのに関わらず
受験者全体(学校内のみですが)の平均点はいつも低くなっていました。
やはり範囲がないと
いつもは暗記で勝負しているような子が
実力テストでは得点が伸びないということがあるのかも知れません。
でもこの業者テスト、
何のためにやっているのだろう?とふと思ったのです。
模試のように志望校を書いて判定が出るわけでもないし、
結果はいつもように学校内の順位しかわからない。
建前ではこの業者テストと、普段の定期テストの結果を鑑みて
進路指導するという話でしたが
特にそういったこともありませんでした。
(というか12月まで三者面談もない学校でした。)
ただ、定期テストと同じく内申に加味されるだけのものなのかな?と
思っていましたが・・・。
で、その12月の三者面談で初めて
先生に
「実力テストって内申にどの程度影響するのですか?」
と尋ねてみたのです。
すると、なんと
「ほとんど影響しません。」
という返事が。
何でも、基本的には内申点は学校内の先生が作ったテストで決めることになっていて、
特に中3の場合は、
実力テスト=業者テストなので
よっぽど悪い場合以外考慮しない
と言われました。
一方で中2までの
課題テストのような形で先生が作ったテストの方は、
定期テストとは同じ重さで内申に影響していたそうです。
聞かないとわからないことって多いですね。。。。
実力=内申点とは
ますます遠くなる?・・・と思ってしまいましたが。
でも、これは地域や学校によって違うので
気になる方は、直接私のように先生に聞くのが一番早いと思います。
もし、実力テストが悪くて不安になったり
気になることがあったら、悩む前に
是非直接聞いてみてください!
皆さんの高校受験情報が色々あります。