中1の頃、
数学のテスト対策方法を間違えていて、定期テストで60点台をとってしまったときの話
という記事を書きました。
テストで高得点をとるためには
相手(テストの傾向)を、知り(分析し)
それに応じた対策が必要です。
その時、具体的に何をしたのか詳しく書きたいと思います。
学校のテストの特徴をつかむ
定期テストですが、
各先生が独自に作成するため
難易度もパターンも本当に様々です。
長男のテストを見ると
先日書いたように
- かなり問題数が多い
- 難易度も簡単なものからかなりの応用力が必要なものまで幅広い
という特徴がありました。
ですので
それらを完璧に解くために必要なのは
- 計算のスピードと正確性の確保
- 各分野で幅広く様々な問題にあたっておくこと
が必要でした。
具体的に実践したこと
計算練習
まずは毎日
計算練習を10分はやるようにしました。
制限時間を短めに設定して解く練習です。
これは忙しい時も短時間でできるので
できるだけ毎日やるようにしました。
間違えたら
どんな単純なミスでも
ミスノート行きです。
ミスノートの活用方法はコチラに詳しく書いています。
自分のしょーもないミスを
何度もミスノートに書くのが嫌だということもあり、かなり正確に解けるようになっていきました。
計算問題は持っている問題集でも良いのですが、これだとすぐに終わって答えを覚えてしまうのでネットで公開されているものが非常に役立ちます。
こちらで主に利用していたサイトを書いています。
まず基本的なことを理解するのに時間をかける
次のテストのメインは比例反比例となっていました。
前回のテストでも、少し範囲になっていて
ある程度は理解していたと思われましたが
愛用のテキスト
中学数学発展篇 方程式と関数 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ)
を使って
解説を読み、
例題を丁寧に解いてA問題をじっくりやってもらいました。
基本的な内容にじっくり時間を割いて、
基礎的なことが理解できたと思われたら、
後はどんどん多くの問題を解いていきます。
当然、学校でも教科書の問題や
宿題でもあるワークの問題やプリントの問題を解いているはずなので
そのノートやワークも見せてもらいました。
間違えているところだけをピックアップして
どんなミスなのか、チェックしました。
ケアレスじゃなく、理解していなかったのかな?と疑われる?部分については
似たような問題を出して解いてもらうとか、
関連する質問をして、本人の理解度を確かめました。
あやふやかな?と思ったら、
また、丁寧に図を使って教えます。
後は、中学数学発展篇 方程式と関数 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ) の他、
自宅にある問題集
からどんどん問題をピックアップして解いていきます。
なかなか時間がないのでとてもすべては解けません。
重要度マークなどから判断したり、
同じようなものは飛ばして、
できるだけ幅広いパターンの問題を
時間を測って解くようにしました。
ある程度進んだら、
間違えた分野や、わかりづらそうにしていたものの
関連問題をピックアップするようにします。
この時もやはりネットの問題にはかなり助けられました。
これを部活動などで忙しい中、
少しずつ、本当に少しずつ進めていったのです。
こうしているうちに
次のテスト週間となりました。
沢山の種類の問題を解いて理解していくと、
自然にその分野が頭の中で整理されていきます。
今まで、とっ散らかっていたものが
頭の中でコンパクトにまとまる、
そんなイメージです。
そもそもこれは、こういう仕組みのことだから
こういうことが問われるのか!
というところまでいけばしめたものです(^^)
もうテスト3日前くらいからは難しい問題にあたるのは
一切やめました。
本人も、以前までは
テスト前に、学校でもらうテスト対策のプリントで
応用分野を解くのにちょっと時間がかかっていたのに、
今は速攻解ける!
と手ごたえを感じていました。
以前のように
この応用分野をテスト週間になってから
少しかじるだけでは、
なかなかあのテストで高得点が取れなかったと思います。
テスト前日はごく簡単なプリントのみで終了。
「もう学校のテストで出るような問題は
一通りやって理解してるから絶対大丈夫。
今度は時間も余ると思うよ。」
と声をかけたのが思い出されます。
結果は・・・
対策のかいあって、
満点!とはいかなかったものの、
ケアレスミス一つの97点をとることができ、
無事挽回できました。
この時は、やっぱり嬉しかったです。
長男なんてウソかホントか、
返却時に泣きそうになったと言ってました(^_^;)
実際、時間もかなり余って、
見直しをしたそうですが・・・
なかなか満点は取れませんね(^_^;)
でもそこから
この勉強法で行けばいいんだと
自信にもつながっていったと思います。
ずいぶん長い記事になってしまいすみません。。。。
高校受験情報が沢山あります。