最近、高校受験合格(不合格もあり)体験記集を
読む機会がありました。
長男が高校受験の際に、夏期講習などに参加していて
お世話になった、
大手進学塾が発行している冊子で、
いま中学生の子たちに配られているものです。
トップ高校に合格している子たちの共通点
この塾は大手予備校系の塾で、
合格体験記も、ほとんどが地域のトップクラスの高校についての
体験談です。
中学生が、合格発表直後に書いたらしく、
ストレートで素直な文章が多く、これが心に響くのです。
まず、受験のためのコツとして、
トップクラスの中でも本当のトップ校に合格している子たちは
似たようなことを書いていました。
間違いを見つけたら、その場で理解する
これは、私もこのブログでも、よく書いていることですが、
やっぱり、トップ高校に合格する子たちは
心掛けている子が多いです。
「授業でも、テストでも間違えたら
もう2度と間違えないようその場で確認した。」
「間違えた問題を復習するときに、自分でわからなければ必ず質問した。」
という定番のものから、
「復習が大嫌いで、復習をするくらいなら新しい問題を
解きたい。
どの問題も一度解いたらもう2度と解かない心構えで解いた。
そのため、答え合わせに時間をかけて
ちゃんと模範解答を読み込むようにした。」
というものもありました。
最後まであきらめない
印象に残ったのは、
トップ校を受ける子たちは、
やっぱりチャレンジャーが多いということです。
成績が伸び悩んだり、
模試で失敗したり、
内申が低かったり、
様々な障害があっても、
最後まであきらめずに、チャレンジ精神を持って、
ギリギリのところまで、
実力を伸ばしてきているような印象を受けました。
それは試験当日まで続きます。
試験当日も、1時限目がダメでも2時限目、
2時限目がダメでも、3時限目から、
午前中がダメでも、午後から気持ちを切り替えて頑張ったという
子たちが多いのです。
実際、本番の入試なんてそんなものですよね。
長男の時もそうでした。
予想通りなんていくわけがない。
自分ができないときは、
周りも一緒と思って切り替えて前へ進め
とはよく言われることですが、
まだ15歳の子たちのその姿勢、
心を打たれます。
自分を信じられる子に
そうやって、最後まであきらめずに
志望校を決定して、
受験して、
という子たちはみんな
自分を信じる力があります。
体験記の中でも多かったのが、
内申点が不当に低かったという話。
模試などの実力はかなり高いのに
どうしても学校で内申点がとれず、
学校からはトップ公立校の受験をやめるように言われたけれど、
当日に満点近くとればいいとチャレンジした
という子が本当に多い。
そういう子は、親や塾の先生に励まされたと、よく書いてありますが、
自分を信じていないと
そんなチャレンジはできませんよね。
自分のことを最後まで信じて、努力を続けられる
そんな子になるには
小さなころからの親の働きかけも重要なんじゃないかなと思います。
まずは自分が子どもを一番信頼することを心掛けたいです。
何をするにも、
自分を信じる力、
これは大きくプラスに働くものだと思っています。
みなさんの高校受験情報が色々あります。