私立高校受験相談会というイベントで
長男は、私立のトップ高校へ行きたいという気持ちが強まりました。
この私立トップ高校は、
県内でも群を抜いて難しく、
中高一貫であるため、高校からの定員も少ないのです。
それでも県外からも多くの精鋭たち?がチャレンジするような学校でした。
受験問題は、どの科目もかなり難問ぞろいです。
とりわけ、数学は難関私立独特の問題で、
普段の勉強の延長ではとても太刀打ちできないと思いました。
10月が終わった段階で、本人が
まだ過去問を解いている様子はありませんでしたが、
(その学校の過去問は私の本棚にしまってありました)
自信を無くすといけないという気持ちがあり、
私からもまだ、まとめて解くようには勧めてはいませんでした。
たまに問題集などで
少しは解いたことがあるという程度でした。
でもそろそろ具体的に対策を練らないといけません。
難関私立トップ高校の数学の受験対策で取り組んだこと
実は、久しぶりに子どもの数学の勉強を見ることになって
(学生時代に家庭教師などを少しした程度です)
難関私立高校の数学の過去問を見たときは、
私自身、すんなり解くことができない問題もいくつかありました。
長男が中1の頃、公立のトップ高校を受験すると言い出してから
やっぱり併願としては、その私立トップ高校のことが常に頭にありました。
そのため、購読しだした
高校への数学 ですが、
最初は私自身が勉強し直すためのようなものでした。
中1の夏くらいから定期購読を始め、
中2までは本当に私の読み物でした。
子ども自身は読みだしても
なかなか中2までは未習分野が多くて、途中で投げ出してしまいます。
中3から、やっと本人も活用できるようになりましたが、
難関私立高校の受験対策は、主に
この高校への数学1年分でした。
難関私立高校受験のための「高校への数学」を活用
高校への数学 は、受験のための特集記事については
4月号から3月号までの12冊で完結するという形になっています。
月ごとに、テーマがあり、
最初は式の計算と直線図形から始まります。
テーマは解説と演習問題からなりますが、
演習問題には
難易度がA~C(たまにD)とランク付けされ、
対象となる人が
(ア)私立・国立の上位合格を目指す人向け
(イ)私立・国立の合格圏到達を目指す人向け
(ウ)公立の上位合格を目指す人向け
と三段階に分かれており、
必要度が ◎、○、△、無印 とランク付けされています。
中3当初は、(ウ)の必要度◎と○の問題だけを解くのにも
かなり時間がかかっていました。
でも、この雑誌の巻末にある添削指導
学力コンテストなどにチャレンジするうちにつれて、
(イ)合格圏到達を目指す人向け
も、徐々に解けるようになっていきました。
添削についてはこちらでも書いています。
1年分の問題をリストアップする
私の方は、11月ごろから
この「高校への数学」の問題を1年分リストアップする作業をしました。
「高校への数学」では
受験の特集記事以外にも
「基礎固めのドリル」(これは公立中学校のテスト対策にも役立ちます)や、
「高数模試」などの問題演習があり、
各月にどの分野の問題があったのか
表に書きだしていき、一覧できるようにしました。
問題演習をしたときは、
表に印をつけ、ミスをメモします。
そうすることで、穴がないように
まんべんなく演習を繰り返すことができるようにしたのです。
ただ、この時も(ア)上位合格者向けの難易度Cなどという問題には手を出さないように
しました。
実際、そこまでは難しい問題はその私立高校の過去問にはあまりないように感じたのです。
面倒であれば、こんな作業をしなくとも、
この「高校への数学」の演習問題を集めた
日日のハイレベル演習 2016年 06 月号 [雑誌]: 高校への数学 増刊
などの問題集もあり(シリーズではこれが最難だと思います)、
長男は、その下のレベルの
Highスタンダード演習 高校への数学 増刊 だけは利用していましたが、
あまり多くのものに手をつけたくないという方針から、
基本的には今年度の雑誌の問題を活用するようにしていました。
(私は、高校への数学シリーズの書籍や問題集たくさん読んだのですが)
前提として基礎固めが重要です。
基礎固めから使用した問題集はこちらに書いています。
「これを繰り返せば余裕で絶対合格だぜ!」
と私は確信していたのですが←(^_^;)
なかなかこの難問を解いていく作業は
実際は年明けまでうまく進みませんでした。
やりだすとかなりの時間を要することもあり、
どうしても学校の宿題や、模試の復習や、
定期テスト勉強などに時間を割かれていましたね。
まだこの時期だと私立専用の勉強というものに
なかなか取り掛かることができなかったのが現状でした。
皆さんの高校受験情報が色々あります。