前回
受験勉強と、定期テストの勉強の両立に苦労したことについて
書きました。
今日は、この時期、どんな風にテスト対策をしていたかについてです。
全ての教科に共通すること
テスト範囲の把握
学校のテスト対策で大切なことは
まず、第一にテスト範囲をしっかりと把握するということです。
当たり前のように思うことかも知れませんが、
意外に、曖昧なことがあるものです。
先生の方でも、授業進度の都合で
ある分野をテスト範囲から外したり、飛ばした範囲を追加したり、ということが
特に中3の後半になってくると多々ありました。
中学校からもらってくる範囲表をしっかりみることはもちろん、
「あれ?ここやらなくて良いの?」など疑問に思うことがあれば、
早めに先生に直接尋ねるのが一番です。
ただでさえ時間の無いこの時期、
無駄なことはできるだけしたくないのです。
重要ポイントの把握
また、できるだけ授業を大切にするほうが
結局は効率よくテスト対策ができます。
というのも、特にテスト前に
先生が重要だと言ったポイントはまず必ずテストに出ます。
できるだけ、きちんと授業を聞いてノートには
板書以外にも先生が重要だと言ったポイントをマーキングする習慣をつけたいものです。
その場合、ノートの取り方はいつも同じルールを決めて、
先生が言ったことをマークないし記入する色を決めておくと
後で自分でもわかりやすくておすすめです。
実践的な対策をしたい
学校のテストとはいえ、限られた時間で持っている知識を総動員して
アウトプットしなければいけません。
テストで高得点をとるには
やはり実践的な対策が必要です。
暗記しなさい、と言われたことは
どんどん書いて覚えれば良いのですが、
ちょっと無駄かな?と思うのが、
授業のノートを別のノートやルーズリーフに再度まとめるといった作業です。
確かに授業のノートからテストに出題されることは多いのですが、
よくやりがちなこの作業、
勉強した気分にはなるけれど、
短期的な対策が必要な定期テスト問題を解くのにはあまり役に立つとはいえません。
それよりは
問題を多く解いて、間違えたところを
ノートに書きだすミスノート作りをして、
間違えた問題を繰り返して解く方が、点数は確実にアップします。
暗記するものを書きだしたいなら
箇条書きに意味と語句などをオレンジのペンでどんどん書いたものを
暗記用に作り、
赤い下敷きやチェックシートで隠して覚える方が早くて良いと思います。
実技教科などは
もう直接教科書やワークにチェックペンが一番手っ取り早いです。
実践していた暗記方法はコチラに書いています。
長期的に受験用など自分だけのノートを作るのはまた別かもしれませんが、
テスト対策用にノートを新たにきれいにまとめる必要はないのかなと思います。
弱点には時間をかける
定期テストなら、国語や英語はある程度暗記で点数がとれますが、
数学や理科などで、テスト範囲の中でよくわからない部分があれば
あせらず、そこはじっくりと理解したいところです。
今、定期テストでわからないままにしておくと
受験直前期にそのままそのツケが回ってきます。
ここは急がばまわれで
先生や友達に質問するもよし、
基本的なテキストを使って取り組むも良し、です。
基本から受験まで対応できるおすすめ問題集です。
実際どのように使っていたかはこちらにも詳しく書いています。
使用した問題集・参考書 カテゴリーの記事一覧 – ほぼ塾なしで県TOP高校に合格するまでの記録
特に中3の後半の分野は受験でも多く出題される分野ですので、
基本事項の取りこぼしの無いようにしてほしいと思います。
こういった勉強が、本来の勉強だと思いますし、
将来の自分をきっと助けてくれます。
テスト勉強の際は
単純暗記系 と じっくり思考系 の勉強を
バランスよく組み合わせた方が効果的だと思います。
じっくり考えるのに疲れたら
ベッドに寝ころんで暗記に取り組むなど
脳の使う分野もうまくローテーションして
なるべく楽に取り組めると良いですね。
皆さんの高校受験情報が色々あります。