講習に通った塾での三者面談

中3受験生の冬休みには、冬期講習に参加しました。

夏休みの夏期講習で生まれて初めて塾というものに行き、

とても気に入ったところで、
大手予備校系列です。

そこは家からは距離があり、

「塾生」になることはありませんでしたが、
難関高校受験のペースメーカーとして継続的に模試も受けていました。

 

今回、冬期講習を申し込んだタイミングで
講習生も、進路相談を受けられるとのことで、初めて
塾の先生と三者面談をしたのです。

 

学校の面談とは全く違った塾の面談

塾から指定された面談日は平日の何日間かで
そこから選ぶことになっていました。

 

その塾は家からは結構遠いので、
学校の通常授業の後、面談に行って、往復することを考えると
もうその日は帰ると、夕食食べて風呂入って終わりになってしまいます。

 

最初は、この時期、なるべく少しでも勉強したいという気持ちもあって、
そこまで面談に行く必要あるかな?とも話し合ったのですが、
やはり、この地域のトップ高校の合格者を毎年大量に出している塾で、
長年のデータをふまえた話を聞けるせっかくのチャンス!ということで
行ってみることにしました。

 

 

 

長男によると、
その面談相手の先生は、何でもズバズバ言って、変わっていて
頭が良くて、面白い!とかなりお気に入りのようでしたし、
私もしょっちゅう話を聞いたり、モノマネを見ていたので
会ったことはありませんでしたが、なんとなく知ってる人のような感じでした。

ただ、長男は、講習とテストゼミしか参加していないので
いくらよく質問しているとはいっても
(先生の方は長男のこと知らないんじゃないかなあ?)とは思っていました。

 

でも予想に反して、通された教室に入ると
その先生が「よっ!」と親しげに長男と
雑談を始めて、とてもざっくばらんな雰囲気でした。

堅苦しい挨拶も一切なしに
すぐに本題に入り、
今までの本人の模試の結果と塾の内部資料を突き合わせて
色々な話をしてくれました。

 

「内申は取れてるの?」
と聞かれて、1学期の内申を伝えると、
その内申点と中3になってからの本人模試の結果を合わせると
ここ10年で、公立のトップ高校に落ちた生徒は多分1人だけ?だということでした。

 

その子は塾生で、先生も長く見ていて良く知っている子だったけど、
ずっと成績が良すぎて、当日になって初めて緊張して
「頭が真っ白になって問題も読めなかった」のだそう。

 

でも私立トップに受かっていたからそっちにいって
医学部に現役で入ったよ、とのこと。

 

そして、その長男も併願している私立トップ高校については、
本当に難問が多いし、毎年塾生間でも波乱が起きること などを聞きました。

私立の第2志望校について、
「最初はA高校(仮名)にしようと何となく決めてたんだけど、
校風が厳しそうだからB高校(仮名)に変えようと思ってるんですけど、
やっぱりB高校の方が自由ですか?」

 

と長男が聞くと

 

「そんなの、どっちでもいいじゃん!
行きたいのは○○(公立トップ)と××(私立トップ)なんでしょ?

万一、どっちもダメで私立第2志望に入ったって
別に高校なんだから、嫌だったら辞めたっていいんだし、
次の目標目指せばいいだけじゃない?

嫌な学校に合わせる必要はないでしょ。

どの学校行ったって、次の目標は同じでしょ?」

 

と言われていました。

私も、高校なんて(中学でも)嫌だったら無理に行くことはないと思ってるし、
ホントそうかも~なんて思って聞いていました。

まぁ、それで、
これからも一歩でも前に進むように、やるしかないよねという話に落ち着き、
面談は終わりました。

 

帰り際、先生に
「理Ⅲ行きたいの?」と聞かれ、
その時初めて理Ⅲや理Ⅰなどの内容を知りました(^_^;)

 

「いや、僕は、工学部系です。」
「いいんじゃない? じゃ、頑張ってね。

内申が40でもオレは勝負を勧めたと思うよ!」

と爽やかに?去っていった先生。

 

長男よ、そんなこと言われるようになったか・・・。

 

面白い先生でした。

学校だと当たり障りのない会話で終始することの多い面談ですが、
この面談はとっても実のあるものでした。

 

学校の二者面談についてはこちらにも書いていました。

www.juku-nashi.com

三者面談から帰ったあと、勉強はほとんどする時間はなくなったし、

夕食は簡単なもので済ませたけれど、
この日は何となく楽しい気分だったことを思い出しました。

 

みなさんの高校受験情報が色々あります。

にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(本人・親)へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

この記事の関連記事等

この記事の関連記事等