前回、公立高校受験直前期の勉強法について書きましたが、
その補足・追加としてお読みいただけると幸いです。
の続きです。
試験当日に持っていくノートを一冊作る
前回書いたように、公立高校入試直前の勉強は
本当に総復習・総まとめという形になると思います。
- 基本的な良問演習を繰り返し行うこと
- 過去のミスを確認すること
この2点が肝ではないでしょうか。
以前
でも書いたのですが、
長男は模試などで自分の間違いをまとめるミスノートというものをずっと作っていました。
ミスは小さなものから大きなものまで多大な量?だったので
ミスノートも大量になりました。
勉強を始めた最初の頃に作ったミスノートはあまりにぐちゃぐちゃで
後から見直すにも見直しようがないほど(^-^; だったのが、
だんだんと後から見直すことを意識してノートが作れるようになり、
後半のものは本当に自分を助けてくれる宝物となっていました。
そして、公立超直前期になってからは
試験当日に持っていくノート1冊を作るようにしました。
これはミスノートの集大成のようなもので、
直前期に演習した問題のミスや、
再確認したポイント、以前のミスノートを見直して書いておきたいことなど
試験当日の短い休み時間にこれだけは見ておきたい!と自分が考えることを
1冊にまとめるものです。
勉強しながら、これは!と思ったことは
そのノートに見やすく書いて、当日確認できるようにしておくのです。
これは心理的にも入試当日のルーティンに近いのではないでしょうか。
もう、これだけを見れば大丈夫、と自分に暗示をかけるような効果もあると思います。
入試当日は持ち物も減らしたいですし、
どうせ色々持って行ってもほとんど見る時間はありませんよね。
5教科分を1冊にまとめるのがおすすめです(^^)
受験が終わって片付けをしているとき、
「この大量のミスノートを見るとなんかじわっとくる・・・」なんて本人もボソッと言っていました。
たまたま、昨日の朝、「スッキリ」で開成中学合格発表の様子を見ましたが
みんなやっぱり同じようなもの(こちらは弱点克服ノートだったでしょうか?)を作っているんだなぁと
感心してしまいました。
リビング学習とかホワイトボードとか、気分転換に運動するとか
結局、勉強ってみんな同じようなやり方、つまり
一番結果を出しやすいものに収束していくのか、なんて感じましたが。
コメンテーターの杉山愛さんがそういったノートについて
「目をそむけたくなる弱点に向き合うために自分もやってました。同じですね!」
なんて感心しているのを見て
うんうんと同意してしまいましたが、
杉山愛さんたちのレベルは世界でトップを争うものだけれど、
公立高校受験だったらトップとは言っても、周りにいる受験生何百人と合格するのですからね。
精神論で言えば、一流アスリートたちと追求していることはすごく似ていると常々感じますが、
公立入試は、この小さな日本の、さらに都道府県で上位数百人に入ればいいのだから、
あまり気負わずやって欲しいといつも思っています。
同じようなことをオリンピックの時にも書いていましたね(^-^;
余談ですが、今は高校生の長男
しょーもないミス連発のテストをある日出してきました。
私が一言
「あれま。これって最近ミスノートとか作ってるの?」と聞くと
「ううん。(即答)」でしたが(^-^;
もうひと踏ん張り!春はもうすぐですね。
皆さんの高校受験体験談が沢山あります!
コメント
わー、番組見てみたかったです。
でも、他の方の紹介されていた記事で概要はしりました。
うちも概ね番組でのアンケート通りでしたね。(勉強時間や将来の夢「研究者」とか)
ノート、やはりみなさん作る方が多いのですね。
うちもどこかで書きましたがやはり4科で一冊(厳密には算数はありませんでしたが)でしたね。
そして受験後に作っていないのはうちの子も息子さんと同じです。
また大学受験になったら作るのかな。
研究者、多いですね~。大学受験ともなると範囲が膨大でノート作りもコツが要りますよね。山掛けノートにならないようにしてほしいものです・・・。