家庭学習を中心に志望校合格を目指した長男の中学3年間、
時期ごとの勉強法をまとめてみました。
実際に取り組んだこと(取り組めたこと)と合わせて
こうすれば良かったという点も併記したいと思います。
基本的には公立高校受験のために内申を確保することも前提で書いています。
中1の1学期
様子を見る時期
希望に燃えて?当たり前のように地元の公立中学に通いだし、
部活など新たに始まることにワクワクしていた様子だったが、
割とすぐに、部活の拘束時間の長さや校則の厳しさ、授業への物足りなさなどから
安易に公立中学に入ったことを後悔し始め、
私立中学に行けば良かったのかも、と考えるように。
そこから、高校受験はしっかり勉強して、自由な校風のトップ高校に
入りたいと言い出しました。
ここから高校受験を意識した勉強と向き合うこととなったのです。
私としては、まだ様子を見ている段階でした。
中学校に入って、初めてテストなどを受けるようになり、
まずは本人が一人で対策をして、実際どんな成績をとるのかちょっと黙って様子を見て、そこからサポート方法を考えることにしました。
実際、自分で学校の先生に言われたように宿題をこなし、
テスト対策をして初めての定期テストにのぞんでいましたが、ケアレスミスなどが
酷かったのです。
特に長男のように小学生時代に勉強の習慣がついていない場合は、
中1の1学期は、まずは中学校の生活リズムと勉強サイクルに慣れていく時期ととらえて、一度任せてみてから、サポート方法を決める(このままでいいのか、
塾に行くのかなど)のも良いと思うのです。
中1・2学期~中2夏休みまで
この時期の勉強法
まずは学校のテストのサイクルに合わせて、その分野をしっかり固めれば十分です。
本人だけで対策した中1の2学期のテストで思いのほか悪い点を取ったことから、本格的にサポートすることになりました。
基本的には学校の進度に合わせて、勉強を進めました。
学校からも大量のワークが宿題として常に出されていましたが、
単に繰り返し作業系も多いので、そういったものはなるべく授業中の待ち時間などに
済ませる習慣をつけました。
家庭学習で使用するのは、学校のワークでも良いですが、
数学と理科については
解説が詳しい
未来を切り開くシリーズ数学・理科を中1からずっと併用してきました。
未来を切り開くシリーズはなにより解説が分かりやすいため、
本人がわからないところを教える際に基礎的事項を確認するのにもピッタリで最後までずっと愛用してきました。
中3の受験直前期になると、難関問題集などに移ってしまい、あまり使わなくはなりましたが、直前期でも意外な盲点や不確かなところがある時は、このテキストに戻って確認することでしっかり知識を整理できました。
使用した問題集についてはこちらにまとめています。
この時期心掛けたこと
ともかくこの時期は授業進路に合わせて
基礎的事項をゆっくり丁寧に考えて理解するよう心がけました。
学校のテストに合わせてインプット→アウトプットの練習をしていき
得点を上げ、内申を固めていきました。
仮に中学校がどんなに勉強が遅れている場合でもこの時期までは学校の進度に合わせて基礎固めをすれば十分だと思います。
実際、長男の中学は本当に勉強はかなりのんびりとしていましたが後から困るようなこともありませんでした。
逆にわからないことや、あやふやなことがあるまま先に進む方が後から困ることが増えてしまいます。
中2・2学期~3学期
この時期の勉強法
中2の2学期になると、部活でも最上級生となりかなり忙しくなってしまいましたが、何とか少しずつでも勉強時間を確保するように工夫しました。
中学校では宿題の多さに辟易していましたが、この頃になると宿題の内容やパターンも決まってくるので作業系のものは、以前も書いたように学校でのスキマ時間を活用するようにしていました。
その分、家に帰ってから1時間でも、考える学習をするように
心掛けました。
2学期末テスト後辺りからは、そろそろ受験を見据えて数学など、学校の進路に合わせていたら到底私立入試には間に合わなくなるであろうものの予習に入りたいところです。
また、家庭学習中心なので比べる相手がいないという欠点があります。
そのため、この頃から外部の模試を受験して現段階での位置を知るようにしました。
先回り学習については実際進めたのは数学くらいで後は英検2級を中2の2月に取得しました。
数学については、高校への数学を読んでいたので、学力コンテストなどを提出するのにどうしても先の知識が必要だったということで興味をもって取り組めたのが良かったと思います。
予習の際にも使ったのは主に未来を切り開くシリーズです。
一方、英検については、中1の秋に初めて5級を受験してから
ただ時期が来たら申し込んで順番に取っていくという感じで
進んでいったのですが、これが逆に良かったのです。
もう中3になると英検の対策をわざわざする時間もなかったので中2までに英検の時期がくると必然的に?申し込んでテキストを買って対策し受験するというサイクルで2級まで進めたことは、結果として英語の受験勉強でもさほど時間をかける必要がなくなり、かなり有利になりました。
実際、英語は高校に入ってもかなりアドバンテージがあって
このままどんどん進めていって、大学受験でも直前期は他の科目にたっぷり時間を取ろうと
本人は目論んでいるようです・・・。
(その後大学入試でも英語はかなりアドバンテージになってくれたので理数にかける時間がとれて良かったです)
英検は定番の旺文社のテキストこれを毎回使っています。これに尽きます!
ただ2級や準1級あたりになると単語力がかなり必要となってくるので
単語帳も併用して利用しています。
(なかなかやりきって受験できていないようですが)。
ただ、中2まではあくまで学校の勉強中心で十分ですし、そこを丁寧にじっくり固めれば必然的にある程度の内申も確保できます
(授業態度や提出物等も必要ですけどね・・・)。
一方で、この頃に得意な科目があればそこに集中してどんどん先に進んでいくのものちの受験勉強に有利に働きます。
どちらにしろ、まだまだ自由に勉強ができる時期なので状況に応じて臨機応変に勉強内容を考えながら進めたいところです。
長くなってしまいましたので(スミマセンm(__)m )
次回にも続かせてくださいm(__)m
中3からの勉強法のまとめ記事です
こちらにも皆さんの高校受験体験記がたくさんあります!