普段塾に通っていなくても夏休みくらいは夏期講習に参加しようという方も多いのではないでしょうか。
長男は中3受験生のときに初めて夏期講習に参加しました。
結局その講習がきっかけとなり、その後もその塾の講習生となったのですが、夏期講習の塾選びや講座について振り返ってみます。
夏期講習 参加する塾の選び方
長男の場合、中3の夏休みが、やっと部活動からも解放され、本腰を入れて受験勉強に取り組める!というタイミングでした。
夏期講習に参加する塾を考えた時、トップ公立高校という志望校と照らし合わせると
その高校への合格率が某大手予備校系の塾だけが群をぬいていたので、当然のようにそこに決めたのです。
普段、学校に通いながら夜にその塾に通うのはちょっと大変ですが、夏休みの講習なら多少遠くても通えるのがいいですよね。
また、その塾の模試だけは受験を見越して中2の夏休みから受けていたということもありました。
当時の私の気持ちとしては、日頃学校でほとんどライバルがいない長男に、他の沢山のライバル?たちと一緒に学んで、色々と刺激を受けてほしいという気持ちが強かったです。
また、その塾のトップレベルの授業を受けて、今までの自宅学習の積み重ね(のようなもの)が通用するか確認して欲しいという気持ちもありました。
これがもっと都会なら、塾の選択肢も色々あって迷ってしまったかも知れません。
ただ、どっちにしろ、
- 同じ志望校の子が多く集まる
- 志望校の合格率が高い
ということを基準にして選ぶのには変わりはないと思います。
合格者は数じゃなくて率重視ですよね。
データとして同じような塾が複数あれば、体験授業などで本人が一番気に入ったところがいいですよね。
先生との相性もあるでしょうし、本人の感覚も大事ですものね。
どういった講座をとるか
どういった講座を選ぶ?ということですが、中学生の受験用夏期講習だと主要3教科または5教科がセットになっている授業や、テスト形式のゼミなどが多いと思います。
当初は、私は、夏休みの後半にある、テスト形式の講座だけ受ければいいのでは?と思っていたのですが、予想外に長男は、テスト講座はもちろん、その前にある、今までのまとめの講座と、2学期以降の予習の講座も受けたいと言うのです。
でもそうすると約3週間が夏期講習に費やされてしまうので、ほとんど自分の勉強をする時間がなくなってしまいます。
それだけ受講するということは、この中3の夏休みの受験勉強をその塾に丸投げする覚悟がいりました。
で、どうしようかと少し迷っていた時に、その夏期講習の入塾テストを受けるのですが、以前書いたように一番上のクラスに入れなかったのです。
今考えると、なんでそんなに自信があったのか謎ですが(^_^;)それはかなり予想外だったのです。
そんなんで、半年後の入試に間に合うのかな?とも思いましたし。
で、このこともきっかけとなり、一度ゆっくりその塾の講座を基本から受けてみようかという考えになったのですよね。
それで、テキストを見せてもらったりして結局は長男の希望通りに講座をとり、夏休みの勉強は塾に任せたわけです。
で、どうなったかというと、講座を集中して受けたことで、その塾のパターンにかなり慣れて、模試の得点もかなり伸び、クラスも上がりました。
やっぱり、講座自体が、まず総まとめをして、少し予習、最後の期間に講習内容のテストということで一連の流れになっていたので、いきなり最後にテスト講座だけを受けるより、かなり効果があったと感じました。
これが、最後のテスト講座だけ受講していたらここまで伸びてはいなかったと思います。
短期間に集中して、その塾のパターンを習い、インプットからアウトプットに繋げる練習ができたのでしょうね。
なので、講座を選ぶ時は、塾側が提示するおすすめの組み合わせというのは、ちゃんと流れを考えて組み立ててあるはずので、その通りに受けた方が効果が高いのではないでしょうか。
時間とお金などとの兼ね合いもありますけどね(^_^;)
講習の認定テストのことはこちらに書いていました。
どんな夏期講習を選ぼうと、これだけは言えます
長男のように塾にずっと通っていないと余計に、夏期講習などを受ける際は、しっかりしたところを受けようという気持ちが強くなるのかも知れません。
高校に進学して色々な人の話を聞くと、我が家の近所にあるようなチェーン塾にずっと通っていてトップ高校に合格する人も沢山います。
ですので、結局は本人次第なんですよね。
ただ一ついえるのは、夏休みからでも実力はぐんぐん伸びるということです。
無理せず自分のペースでコツコツと進んでいければいいですよね。
皆さんの高校受験情報が色々読めます。